「社会的手抜き」を自覚する

「社会的手抜き」を自覚する

心理学の本を読んでいた時に「社会的手抜き」という言葉が出た来ました。

フリーライダー(ただのり)現象、社会的怠惰とも呼ばれています。

ドイツ心理学者マクシミリアン・リンゲルマンがこのこと説明しています。

彼は綱引きの実験をして、2人と3人と8人と人を増やしました。

そうすると、一人当たりの力量が減っていることを示しました。

行われた実験の結果、1人で引いたときの力を100%とします。

2人の時は93%。3人の時は85%。

8人の時は49%しか出していないということがわかりました。

人数が増えて行くと「自分がやらなくても誰かが…」という「手抜き」が起こってきます。

これが「社会的手抜き」です。

彼の名前をとって、「リンゲルマン現象」と心理学用語で呼ばれています。

ビジネスでも、スポーツでも、よくあることです。

「自分がやる」という意識が特に大切です。

常日頃から「意識」をしていかないとなかなか身に付かないものです。。

ビジネスやスポーツでないことでも起こります、

犯罪大国アメリカでこの「リンゲルマン現象」から起こったショッキングな事件がありました。

あるマンションの前で、女性が暴行され、殺害されたのです。

殺されるのに30分もかかっています。

その時、マンションの住人38人がベランダから見ていました。

それにも、関わらず誰も通報しませんでした。

恐ろしいことです。

大勢の人間がみている場合、他の誰かがやってくれるだろうと考えてしまいます。

そこに一人一人の手抜きが出てしまうのです。

みんなで見ていて、見ぬフリをしてしまうのです。

人は大勢の人間にまぎれると自ら勇気ある行動をとりにくくなるということです。

この「社会的手抜き」ということを自覚していきたいものです。

自覚することによって「社会的手抜き」を避けていきたいものです。

エルグランド

プロポーズは「両面提示」で

プロポーズした言葉って覚えていますか?

私は覚えていません。

というか、プロポーズを妻にはしてないのではないかと思います。

ここで質問です。

きれいで知的な恋人にプロポーズする場合です。

相手の心をつかむのは、どちらでしょうか?

A、「一生幸せにするよ。」

B、「苦労をかけるかもしれないけど、頑張るから。」

正解は後ほど・・。

人を説得するときに二通りの方法があります。

それは「片面提示」と「両面提示」です。

「片面提示」は、メリットだけを提示する方法です。

「両面提示」は、メリットとデメリットの両方を提示する方法です。

アメリカの統計でどちらを好むかがはっきり出ています。

知的に低く、依存心の高い人ほど「片面提示を好みます。

逆に、知的に高く、独立心の高い人ほど「両面提示」を好みます。

これを証明する実験を昔、アメリカで行われました。

C、「この洗濯機はお薦めです。安くて丈夫です。洗浄力も抜群。」

D、「この洗濯機は旧型で最新機能は付いていません。でも、洗浄力が抜群です。」

知的に低く、依存心の高い層の人ほどCを選びました。

知的に高く、独立心の高い層の人ほどDを選びました。

アメリカのセールスマンは家庭に長くいる専業主婦には「片面提示」を使います。

また、ビジネスマンには「両面提示」を使います。

現在はいろいろな情報も増え、知的レベルもあがっています。

ですから、誰に対しても「両面提示」がいいとされています。

冒頭のプロポーズではAの「一生幸せにするよ。」は「片面提示」です。

Bの「苦労をかけるかもしれないけど、頑張るから。」は「両面提示」です。

Aの場合は、なにか、デメリットが隠されている感じがします。

結婚生活はいいことばかりでないのは何となくわかります。

Bのように、堂々とデメリットも伝えた方が女性も安心するのではないでしょうか。

エスティマ